【2025年最新版】失敗しないFPの選び方|中立で頼れる相談相手を見つける完全ガイド

NISA・iDeCo

保険

節約・家計の見直し

FP選び方

「この保険、本当に必要?」「子どもの教育費、いくら準備すればいいの?」「投資した方がいいって聞くけど、どれが正解か分からない…」

人生の中で、こうした“お金の悩み”に直面する場面は必ずあります。そんなときに頼りたいのが、ファイナンシャルプランナー(FP)

しかし、「どのFPに相談すればいいの?」「無料って怪しくない?」「営業されそうで怖い…」という不安もつきものです。

この記事では、

・FPの種類と違い(独立系・営業系など)
・相談時に用意すべき情報
・信頼できるFPの見分け方
・相談すべきタイミングと探し方

を初心者でもわかりやすく解説。

この記事を読み終えた頃には、自分にぴったりのFPを見つけて相談の一歩を踏み出す準備が整っているはずです。

FP(ファイナンシャルプランナー)とは?何をしてくれる人?

ファイナンシャルプランナー

FPとは、お金に関するあらゆる相談に乗ってくれる“お金のプロ”。具体的には以下のような相談に対応してくれます。

・家計の見直し(節約や家計簿の改善)
・保険の見直しや新規加入の相談
・住宅ローンの組み方・繰り上げ返済のタイミング
・教育費・老後資金の準備
・投資や資産運用の基本的なアドバイス
・相続や贈与に関する疑問や不安

「お金のこと、何から考えていいかわからない」状態でも相談OKです。

ただし、FPと一口にいってもその「立場」や「目的」によって提案内容が大きく変わるため、選び方を間違えると、逆に損をするリスクもあるのです。

FPの種類を知る|独立系と営業系でここまで違う

FPには、大きく分けて3つのタイプがあります。どんな立場で活動しているかを知ることで、自分に合った相談先を見つけやすくなります。

【独立系FP(独立事務所・IFA)】

特定の商品(保険・金融商品など)を販売せず、相談そのものが主な収入源となっているFPです。

主な収入源: 相談料、顧問料、プラン設計費用などなり手の傾向: 元銀行員・証券マン・保険営業の経験者など、金融業界から独立するケースが多いです。

特徴:

・中立的で商品に偏らないアドバイス
・ライフプラン全体を見た総合的な提案が得意
・相談料は発生するが、その分安心感が高い(1時間5,000円〜が相場)

【保険会社・代理店系FP】

保険会社や代理店に所属し、保険商品の販売が目的のFPです。無料相談を強くアピールすることが多いのが特徴。

主な収入源: 保険商品の販売手数料なり手の傾向: 保険営業経験者や来店型保険ショップ勤務など

特徴:

・無料相談で気軽に利用できる
・保険商品の提案が主軸になる傾向が強い
・商品販売が目的のため、中立的な立場とは限らない

【銀行・証券会社のFP】

NISA・iDeCo・投資信託など、特定の金融商品を販売することが主な業務のFPです。

主な収入源: 金融商品の販売手数料なり手の傾向: 銀行・証券会社などの金融機関に勤務する担当者

特徴:

・商品の知識は豊富
・提案に偏りが出やすい(取り扱い商品限定)
・他社比較や第三者的な助言は期待しにくい

【結論】「中立的で信頼できるアドバイスがほしい」「勧誘が不安」という人には、相談料がかかっても独立系FPを選ぶのが最も安心で失敗のない選択です。

FP相談前に準備すべき情報|3つのポイントを押さえるだけ

ファイナンシャルプランナー 選び方

相談の質を高めるために、以下の3点を整理しておくとスムーズです。

  1. ざっくりとした家計の現状

月の収入・支出・ローン・貯金額などを紙かスマホメモに書き出す

  1. 将来に対する不安や希望

教育資金・老後資金・マイホーム購入など、実現したいことをメモ

  1. 現在の契約内容(保険や住宅ローン)

保険証券・住宅ローン返済計画などがあるとベスト

信頼できるFPを見極める5つのポイント

  1. 「すぐに保険・投資商品を勧めてこない」

→ 課題に対して深掘りし、根本から考えてくれるFPが信頼できます。

  1. 「質問に対して丁寧に説明してくれる」

→ 初心者の立場に寄り添える人かどうかが判断材料。

  1. 「相談料や報酬の説明が明確」

→ 無料だけを強調する場合は注意。費用の根拠を示してくれる人が◎。

  1. 「所属や立場がはっきりしている」

→ 保険代理店?銀行勤務?それとも独立?立場を曖昧にしていないか要チェック。

  1. 「口コミ・実績・相談事例が確認できる」

→ HPやSNS、Googleレビューで実際の声を探すのが効果的。

失敗しないFPの探し方|独立系FPを見分ける3ステップ

ステップ①:「独立系FP 〇〇(地域名)」で検索する

例:

・独立系FP 東京
・IFA 名古屋
・中立 FP相談 大阪

【チェックポイント】

・相談料が明記されている
・保険・投資商品の販売をしていないと明示されている
・過去の相談事例・解決実績が紹介されている

ステップ②:肩書・資格・立場を確認する

・「CFP®」「1級FP技能士」などの上位資格保有者
・「独立系ファイナンシャルプランナー」「IFA」などの表記があるか
・法人化されたFP事務所は信頼度が高め

ステップ③:中立的な紹介サービスを活用する

・お金のみらいマップ(販売しないFPに限定)
・FP協会の公式検索ページ 公式サイト

【注意】「無料相談」でも、実は裏に販売目的があるケースもあるため、問い合わせ時の対応も要チェックです。

FPに相談すべきタイミング|迷ったら「今」でもOK

・結婚・出産・住宅購入など大きなライフイベント
・転職・収入減少など環境の変化
・子どもの教育費準備や老後資金に不安を感じたとき
・投資・保険について「勧められているが正しいか不安」なとき

特に「何から始めればいいか分からない」という状態こそ、プロに相談するベストタイミングです。

体験談:独立系FPに相談して人生設計が変わった30代夫婦の話

東京都在住の共働き30代夫婦。子どもが生まれたタイミングで「このままの家計で大丈夫か」と不安になり、最初は保険代理店に相談。しかし商品の話ばかりでモヤモヤ…。

その後、独立系FP事務所に相談したところ、

・保険料の見直しで月1万円の固定費削減
・教育資金・老後資金の積立計画を明確化
・投資を始める順番・リスクの考え方も丁寧に教えてくれた

「ただの相談で、ここまで生活の見通しが変わるとは」と感動したそうです。

【FAQ】FP相談に関するよくある質問

Q. 無料相談と有料相談、どちらがいい?
A. 中立性を重視するなら有料の独立系FPが安心です。

Q. FPってどんな資格を持っていれば信頼できる?
A. 「CFP®」「AFP」「1級FP技能士」が信頼性の高い資格です。

Q. 保険や投資の勧誘を断っても大丈夫?
A. はい、むしろすぐ売ろうとする人は避けるべきです。

まとめ|お金の不安を“安心”に変えるFP選びを

FP選びを間違えると、逆に損をすることもあります。

でも、

・自分に合ったタイプのFPを知る
・事前に情報を整理して相談する
・中立性の高い独立系FPを見極める

この3つを意識すれば、あなたにとって最適な人生設計のパートナーが見つかります。

今の悩みを一人で抱え込まず、信頼できるプロに相談してみませんか?「もっと早く相談しておけばよかった」と思える日が、きっと来ます。